京田辺市立中央公民館大ホール

京田辺市・京田辺市教育委員会・同志社大学との連携推進事業として中学生向けの「特別授業」を開催 (2009.3.25-3.31)

テーマ講師
「暮らしと経済」 3月25日(水)野間敏克(同志社大学政策学部教授)
「暮らしとお金」 3月27日(金)新関三希代(同志社大学経済学部教授)
「暮らしと仕事」 3月31日(火)川口 章(同志社大学政策学部教授)

コーディネーター:西村 理(同志社大学経済学部教授)

特別授業

<SAとして参加した大学生より>
平成21年3月25日13時より、京田辺市中央公民館にて第1回目の特別授業が開催されました。まずイントロダクションとして同志社大学の西村教授より「分業と交換」をキーワードとした経済全体の概念とその捉え方のお話をしていただきました。
その話を土台として、同志社大学野間教授より、「経済とは?」という疑問を元にした参加者を巻き込んだ形での具体的な「経済」に関する考え方の提示があり、今回のメイン教材である「牛丼屋経営シミュレーション」へと移りました。
シミュレーションでは特に、企業に焦点をあてた形で(経済的)資源の有効活用や費用概念、金融の働きの説明をしていただき、シミュレーションの結果生じた儲けがどのように社会へ流れていくかというアプローチでマクロ的な経済循環のご説明があり、最後に経済の動きやそれを学ぶ意義についてのまとめをしていただきました。
参加者が少人数であったこともあり、内容が非常に濃い特別授業であったと思います。

(同志社大学経済学部4回生 中山 航)

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<SAとして参加した大学生より>
私たちが補助役として参加した、フォーラム3日目は「暮らしと仕事」についての授業でした。
授業は自分たちの身近な例を取り上げながら進められ、大変わかりやすく、中学生も楽しく参加できたと思います。春休みにもかかわらず、公民館に授業を聞きに来ていた中学生はとても自分の将来に対する意識の高く、感心しました。また、大学生の私たちとは違った独創的な物事の考え方やいろいろなことに関心や疑問を持つ素直な姿勢に刺激を受けました。自分たちの中学生時代はどのようであったか、あの頃の自分の夢は……などといろいろと考えさせられ、これから残りの大学生活を有意義に過ごさなければ、と強く思いました。中学生と授業を受けるという、めったにできないことを体験することができ本当に良かったと思います。

(同志社大学政策学部2回生 竹岡絵梨・庄司直樹)